Dropboxとは?
Dropboxとは現在多くの企業で採用されているオンライン・ストレージサービスの一つです。
このサービスでは、サーバー上にファイルをアップロードすることで、サーバーと同期されたパソコン内のフォルダーを同じ状態に保つことができます。
パソコンとDropboxのアカウントを一度同期すると、その後もパソコンが立ち上がりインターネットに接続した時点でデータが自動的に同期されるので、ウェブ上での面倒なログイン操作をする手間を省くことができます。もちろん、ウェブ上でもデータのアップロードや編集が可能なので、例えば出張中で突然データが必要になった時でもログインしてデータを取得することができます。
また、他のDropboxユーザーとフォルダを共有することができるのでサイズの大きいデータのやり取りも簡単に行えるようになります。スマートフォン用アプリもあり、撮った写真をPDF化する機能もついているので、例えばスマートフォンで撮影した会議の議事録の板書を会議に出席していないメンバーにもすぐにDropboxで共有することが可能です。
Dropboxを使う時の注意事項
共有フォルダ内のファイルを削除すると、共有しているメンバー全員のアカウントからファイルが削除されてしまうので、ファイルの削除時は注意が必要です。万が一ファイルを削除してしまった場合は、Dropboxのウェブ上にログインし、左サイドバーの一番下にある削除したファイルの項目から削除してしまった項目を一括で復元することが可能です。もしくは右サイドバーの一番下にある、削除したファイルを表示からも復元が可能です。ただし、削除したファイルにはそれぞれ保有期間が決められているので、削除してしまったことに気づいたときはすぐに復元するようにしましょう。
Dropboxの選択型同期って?
Dropboxの無料版は2GBの容量があります。
2GBくらいであればパソコンに同期されても問題ないのですが、有料版になると容量が1TBもしくは無制限になります。Dropboxの同期されたデータサイズが増えれば増えるほどもちろんパソコンの容量は減っていきます。そうなってくると1TB のデータをパソコンに同期するということは現実的ではありません。
そこで、Dropboxには選択型同期という機能があります。これはDropbox上にあるデータの中でも必要なファイルのみをパソコンに同期させることができるシステムです。これから同期をするという場合はログインした時点でこちらの画面が出るので同期するフォルダを選択するで必要なデータのみを同期することが可能です。
すでに全てのファイルを同期している場合から選択型同期にする場合は基本設定から選択型同期を指定して同期するデータを必要なファイルのみに変更することが可能です。
最後に
Dropboxは誰でも簡単に使える便利なクラウドサービスです。
Dropboxを始めて情報共有を今よりもっと楽に行いましょう。