組み込みオブジェクト
今日は組み込みオブジェクトについて見ていきます。
昨日書いた記事ではオブジェクトを自分で作りましたが、今日まとめていく組み込みオブジェクトというのは、JavaScripがあらかじめ用意しているオブジェクトになります。
組み込みオブジェクトにもいくつか種類があります。
Stringオブジェクト | 文字列を扱うオブジェクト |
---|---|
Arrayオブジェクト | 配列を扱うオブジェクト |
Dateオブジェクト | 日付を扱うオブジェクト |
Mathオブジェクト | 数学に関するオブジェクト |
今日はStringオブジェクトとArrayオブジェクトを見ていきます。
Stringオブジェクト
Stringオブジェクトを使うときはnewを指定します。
Stringオブジェクトのプロパティは以下のサイトから確認することができます。
Stringのプロパティ一覧
今日は数あるプロパティの中からlengthというプロパティを紹介します。
lengthは文字列の文字数を返してくれるプロパティです。
例を見ていきましょう。
var st = new String("tokyo"); console.log(st.length);
tokyoが5文字であるため5という値が表示されています。
Arrayオブジェクト
Arrayオブジェクトを使うときもStringオブジェクトと同様にnewを指定します。
Arrayオブジェクトのプロパティには次のものがあります。
length | 要素の個数を取得する |
---|---|
forEach | 配列のループ処理 |
push | 配列の末尾に要素を追加する |
pop | 配列の末尾の要素を削除する |
shift | 配列の先頭の要素を削除する |
unshift | 配列の先頭に要素を追加する |
indexOf | 要素のインデックスを取得する |
splice | インデックス位置を指定して要素を削除する |
slice | 配列をコピーする |
プロパティの使い方の詳細については以下のサイトから確認することができます。
Arrayのプロパティ一覧
今回はStringオブジェクトでも出てきたlengthについて見ていきます。
var ar = new Array["東京","大阪","福岡","愛知","北海道"]; console.log(ar.length);
配列内に5つの要素があるため5という値が表示されています。
ということで今日は組み込みオブジェクトのStringとArrayをみていきました。
明日はDateオブジェクトとMathオブジェクトについてみていきます。
へば!